「声の世界で三方よし」

~夏の日に吹く爽やかな風のような声を届けます~

 

爽やかハイテンションナレーター

澤田賢一郎

 

【過去】


よく、何故ナレーターになろうと思ったの?と聞かれますが、もともと私は声優になろうと思い上京して、声優のよこざわけい子氏が代表を務める「ゆーりんプロ」へ所属したのが声の仕事を始めた最初でした。

キッカケは、中学生の頃の修学旅行にプログラムとして組み込まれていた職場体験で、声優になりたいという夢を持った友人が班にいたことから「代々木アニメーション学院」さんを訪問させていただいた時、わざわざプロの声優さんをお話する機会を用意してくださったんですよね。(代アニさんのこのご厚意は今でも感謝しています)

そこでお話させていただいた女性声優さんが、当時の僕の目からは物凄くキラキラと輝いているように見えまして、そのオーラに感化されてしまったのが失敗の始まりと言いますか・・・(おいおい笑)

そこから、今は無き声優養成所の老舗「勝田声優学院」の門を叩くことで、僕の声の仕事への第一歩がスタートしたわけです。

 

その後は養成所や事務所に入ったりしながら、声優のみならず、俳優としての舞台・TV・映画出演も経験させていただくなど、幅広い分野での活動を経験し、2015年11月よりフリーランスのナレーターとして独立。

番組、CM、VPなどの 「ナレーション」 から、eスポーツや格闘技の 「リングアナ」 、アニメーションやボイスオーバー等の 「セリフ」 ものや 「MC」 と、声に関することの大半を一通り経験しましたね。

 

【現在】

 

ただ、やってみて分かったのは、この声の業界で食っていくということ、めっちゃくちゃ大変なんだなということでした。

親に止められた理由が痛いほどよく実体験として感じられましたね(笑)

今、プロの世界でやっている人は1万人以上いてとか、志望者も入れると33万人だかもっとだかで、キチンとそれで生活できているのは300人?まぁとりあえず1割もいないってことなんですよね・・・。

正確な数字は分からないですが、1割未満というのは体感でよく分かりますし、その数字を否定する同業者には会ったことがないですね。

 

僕も事務所にいた頃は全然食えなくて、正直、それが嫌でフリーランスなったという経緯があります。

で、単刀直入に言いますと、全力で動きまくって

 

『1年で食えるようになりました』。

 

ここから分かったのは、それまでの自分含めて、結局みんな趣味の延長のような緩い気持ちでやっていて、全力で自分の仕事として責任持ってやっている人間が単に少なすぎるだけなんだな・・・ということでした。

(単純に考えて、仕事が生活と結びついていたら、稼がなければ死んでしまいますからね)

 

とは言っても、「皆んな真剣に覚悟決めて頑張らないんだから、自業自得じゃん」とも言い切れないことがあって・・・

というのも、その頃の1年間は1週間に100人以上の方と知り合ったりすることもザラにあるくらい、とにかく人と会っていて動きまくる!という感じだったのですが、

その中で『うちの子も今「声優になりたい!」って言って養成所に通っているのよ~』と楽しそうに話してくださるお母さん世代の方々と知り合うことがあるんですよね。

でも、そんな方に自分の業界を勧められなかったりとか、もちろん元から心配で相談してくるような方もいました。

 

そんなことがちょくちょくあると、自分の親も心配だったんだろうなぁ・・・このお母さんたちや、その子供たちも、同じように大変な思いをするのかなぁ・・・と考えると、

お世話になっている業界なのに、自分は何もできていない、このままじゃいけない・・・と思うようになっていきまして。

 

そんなこんなで、2017年11月に芸能事務所とも違う、キャスティング会社でもない

【フリーナレーターズユニオン】

という新しい形のものを立ち上げまして、業界の5割以上の人間が最低限の生活をできるような環境を作るということを同業者向けのミッションに掲げて活動している現在です。

詳しくは、フリーナレーターズユニオンwebサイト内の想いのページ(https://narration-pro.jp/vision/)でも語っています。

 

【未来】

 

今、僕には、多くの一緒に仕事をする仲間がいます。

それは声の業界だけではなく、ビジネスパートナーとも言える近しい存在として映像制作のクリエイターさんだったり、音響制作、キャスティング関連、その他の様々な業種のクリエイター、特に多いのはそういう分野の会社をやっている経営者の方々と本当に多種多様、大勢の仲間がいます。

 

そんな仲間たちと、日本のクリエイティブがもっと生きやすく、そして社会に貢献しやすい形を模索して、

良いものが必要な場所に届きやすい、そんな世界を作っていこうと思っています。

 

何故なら、特に声の仕事というのは、それ単体で成り立ちにくい現状があります。

そして、他の業界も、今や一つの形としてほぼ成立してきており、今後それぞれの業界が発展していくには、異業種とのジョイントベンチャーが必要不可欠と考えているからです。

 

フリーナレーターズユニオンは、ナレーター同士のビジネスコミュニティ兼キャスティング団体ですが、

それぞれ違った声(つまり違う商品)を持っている者同士として協力し合って向上していく仕組みです。(まだまだ新たな仕組みは構築中)

 

そして、それと同時に、更に別業種を多く巻き込んで新たな形を作っていくことで、今までの当たり前を革新する、もっと全ての人たちが得をできる、幸せになれる世界を作れると信じています。

 

日本のアニメは素晴らしいと海外から賞賛され、そのアニメブームに付随するように声優(声の仕事)を目指す子供たちが増えている今だからこそ、これからの未来の子供たちの夢に安心を与えられる、よりよい世界を作っていきましょう。

(フリーナレーターズユニオンとして、協力企業・団体は広く募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。こちらのページ下部参照:https://narration-pro.jp/

 

※もちろん、通常のお取り引き、お問い合わせは常に募集中です!

 

 

ナレーションは、映像と音楽とのコラボレーションを経て、初めて成り立ちます。

あなたの映像とのコラボで素晴らしい作品を生み出し、共に社会や企業に貢献していける日を願っております。

 


 

※業務に関しての補足

以下のご相談に乗れます。

 

Q.映像などにナレーションを付けてもらえない?

A.収録スタジオのご提案から宅録でのデータ納品まで、ナレーションに関しては何でも可能です。

 

Q.今回は女性ナレーターが欲しいんだけど・・・。

A.100人以上のナレーターとの繋がりがありますので、他ナレーターのキャスティング相談も頻繁に承っております。

 

Q.ナレーションは欲しいんだけど、そもそも映像自体がまだ準備できていなくて・・・。

A.300以上の映像制作関連の企業やクリエイターとの繋がりがあるため、制作したい映像のご要望やご予算にマッチする制作会社とチームを組んで対応いたします。(「映像制作会社も多い為、どこに頼むべきか分からない」、「流行りだから映像PRを活用しようと思ったけど、実際に作ること自体は初めてだから、繋がりが全くない」など、そういった類のご相談は実際多いです。)

 

※尚、協業希望の企業様、クリエイター様からのご連絡は直近の案件の有無に関わらず対応しております。お気軽にご連絡ください。

 

又、掲載しているボイスサンプルはごく一部のため、その他サンプルを視聴してみたい、宅録の場合の音質を確認したいなども遠慮なくご連絡ください。

(様々な事情により、掲載できないサンプルや実績動画など数多くございます。基本的に映像や音楽に合わせた喋りをするため、実際の仕事の場合には、出来る限り案件に合わせたサンプルを共有させていただくようにしておりますので、何卒、ご了承ください。掲載サンプル内に参考になるものがない場合は、お手数おかけいたしますが『お問合せページ』よりご連絡いただけましたら幸いです。

 

皆様のお役に立てる日を心待ちにしております。

澤田賢一郎


※2021年8月27日に株式会社Futures V-netを設立いたしました。

HPはこちら:https://vnet.co.jp