ボイスサンプル収録をしてきた。
もちろんナレーションのだ。
前日までのやり取りで決まっていた原稿3つ。
それが、当日に1つ差し替えるという事態に…。
「君にはこれが合ってる」
そう言うと主任クリエイターの天才様はカタカタとパソコンで原稿を打ち始め、
自ら天才天才と連呼しながら、そしてケラケラと笑ながら、
あっという間に新しい原稿を完成させてしまった。
スゴいと思った。
なんという早業か…。
まさに天才だった。
僕は当初から自分で考えていた構成の原稿から変更されてしまうことに抵抗を感じていた。
だが、
「自分の感覚は間違っている。
ならば、自分を信じなければいいだけ」
と、尊敬する大先輩は仰る。
僕は自分の感覚を信じてきて大成功はしていない。
同じことだ。
抵抗はあるが、
成功して、
そして他人も成功させている、
そんな人間の意見に従ってみる。
その人間の感覚を少しずつでも取り入れていく。
それが大成功していない人間が大成功に近付く近道と思い、悩んだ末に決断した。
悩んでしまうところがまだ未熟…。
だが、これが他人の耳に触れ、どのような感想を持たれるのか。
その感想を受け入れて、今までの自分の感覚とのズレを修正するのだ。
とりあえず簡易的にネット上に上げてプロフィールに貼り付けた。
後日、余裕のある時にYouTubeにも上げて、大々的に発信もする。
幸いにして、尊敬する大先輩方や素晴らしいマネージャー陣、多くのナレーター仲間に聴いてもらえる場所もある。
果たしてどんな反応になるのだろうか?
この半分が通販原稿になった、通販感MAXなバラエティ寄りサンプルは…。
余談だが、俺は自分の名前が言いにくい。